オッチャンの御飯(1) 焼きうどん
私は母と2人暮らしなんですが、炊事がどうも面倒なようで、去年の秋くらいから本格的に料理をし始めたんです。
職業柄、手を切ったりしてはいけないので、包丁仕事は母にしてもらうのですが、他の事は私が、月のうち1/3位やってます。
それが役だって、去年の年末はおせちをつくれて、お正月の食卓も賑わったんですが、どうも料理にはまってしまったようです。
それで、この『知足安分』のブログにも料理のはなしを。
オッチャンというかオッサンの料理なので、簡単で美味しくて・・というのが基本です。
まず第1話は、『やきうどん』
大阪ではなじみ深いメニューなんですが、よそではどうなんでしょうか。
焼きそばとはまた違って風味があって良いのですが、私は学生時代東京に居るときによく造っていました。
これは自慢の料理です。
<作り方>
1.まずバターで豚肉を炒める。(豚肉はバラ肉)
豚肉には軽く塩胡椒。あまり触らないでコンガリ焦げ目が付くくらいまで。
塩と胡椒、別々にかけてもいいんですが、うちではこれを使ってます。
2.豚肉を取り出して、そのフライパンに、ニンジン、タマネギ、ピーマンなどを入れて炒める。
これも塩胡椒してバターで炒めます。
きつね色になるくらいまで。
3.この炒めた野菜も取り出して、次は、うどんをバターで炒める。
バターを落として、その上にうどん玉を置いたら、しばらく触らないで、片面を焦がす。
長崎チャンポンも特製になると麵が焦げたのがあるんですが、こうすると食感に差がでてモチモチ感がアップするようです。
パラパラなので水を入れたくなりますが、できるだけ我慢して、麵が食べやすくなるまで炒めます。
4.麵が炒められたら、その上に豚肉と野菜を入れてフライパンをあおって混ぜる。
(力が無い方は別にあおらなくても、混ざれば良いです)
5.全体がなじんだら、最後にフライパンにお醤油(できたらたまり醤油)をかけて、焦がし醤油にして、味を調える。
この最後の焦がし醤油が美味しいんです。
たまり醤油はお刺身につける甘いのじゃなくて、たまり醤油です。
こんなのですね。
盛りつけて完成!
ソースが好きな人は焼きそば、醤油が好きな人は焼きうどん、という感じでしょうか。
ちょっと手間かけたやり方ですが、間違い無く美味しく出来るので、是非おためしください。