新たな?試みとやっぱり南蛮漬け
しばらくご無沙汰しておりましたが、水曜からビッシリPCにへばりついておりました。
本業のキモノの事ですが、生産環境がどんどん厳しくなってきて、おそらくはもう10年もすれば、素人に毛が生えたような人がデザインしたプリントのキモノか、良くて昔のよいデザインのキモノの焼き直しを機械で造る、そういう品物が大勢を占めるという
状況が見えてきました。
私は和装の関係の製造卸業を営んでますが、民藝運動家でもあり、手仕事にはかなり強い執着があります。
とはいえ、これだけデフレが進行して、高級キモノの需要が減退すれば、手仕事でキモノを造っている人は、ごはんが食べられません。
食べていける人も居るには居ても、大半がそうでないと、成り立っている事にはならないのです。
消費者に夢を売るのも私達の仕事ですが、夢とウソを混同している人がおおいのもこの業界の特色で、手仕事のものがすくなくなると、機械で造った物を手仕事だと言って売る人もおそらくはもっと増えるでしょう。
機械は機械、手仕事は手仕事として評価しないと、真面目な仕事をしている人が浮かばれないのです。
硬い話になりましたが、いま取り組んでいるのは、『どこをあきらめて、どこを残すのか』を見極めることです。
純粋な手仕事、天然の素材のものづくりは出来るのは出来ても、市場性がなければ、それは出来ないのと同じ事です。
抜群の物作りは出来ないにしても、『そこそこのもの』を手仕事の良さを活かしてどう市場性を高めていくか。
そこにきちんと方向性を示し、道を造るのが、問屋であり、現代に生きる民藝運動家の責任であると私は思っています。
ただ、こればっかりは自分でやってみないと解らないんです。
ポイントは、『生産性を高める為の機械』から『機械に出来る事は機械に』そして『機械でもここまでいいものが出来る』事を見極めることなのだろうと考えています。
そして、手でしかできないものを手仕事として残すことを考えたいのです。
最大の問題は『色』ですね。
ま、ここはそういう事を書く場ではないので、このへんで。
土曜日の今日はまたまた汐見埠頭へ釣りに。
朝4時半に出発して、5時ちょっと過ぎに釣り場に到着。
途中でかなりの雨に会いましたが、現場はもう釣り人でいっぱい!
雨が降ったり、冷たい風、強い風・・・
はじめは良かったのですが、途中から、まったく釣れなくなりました。
前回とはだいぶ様相がちがい・・・
寂しい釣果に・・・
バリゴがけっこう釣れたんですが、めんどうなので全てリリース。
ほとんどがイワシでした。
帰ったらちょっと寝てからジムに行こうと想ったんですが、オバサンが来ていて、どっと疲れ・・・
ちょっと休むつもりが、夕方まで寝てしまいました・・・
夕食をすませて、お料理。
また南蛮漬けを造りました。
今回はイワシも南蛮漬けです。
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