沖縄の魚のはなし
これは釣りの話ではありません。
魚を食べる話です。
沖縄が祖国復帰を果たした当時は、あの美しい海を見て『沖縄は魚が美味しいんでしょうね』とおっしゃる方がとても多かった様に想います。
ところが今は、『沖縄の魚はブヨブヨでまずい』という認識がほぼ定着してしまったような感じがします。
公設市場などに、青いのやら赤いのやら、ハリセンボンやら、内地ではほとんど見かけない魚がズラリと並んでいて、『熱帯魚食べるんだ!』と想った方も多いでしょう。
居酒屋などでも美味しい魚を出すところはほとんど無いし、街の食堂でも、魚を食べられるところはほとんど無い感じです。
私自身も、『沖縄の魚は美味しくない』と永年想っていましたが、それは間違いだったんですね。
離島に行くと美味しい魚を出してくれる店はあるし、本島でも専門店に行けばおいしい魚にありつけます。
『沖縄ってこんなに魚がおいしかったんだ!』
きっとそう想うと想います。
沖縄の魚の評判が悪いのは
1.〆、血抜きなどの処理がよくないこと。
2.内地の調理法では美味しくならないこと。
3.注文する人が少ないので、ネタが古いこと。
が主な原因だと想います。
内地ではほとんどやらない、マース煮や、バター焼をすると非常に美味しいんです。
那覇ではあんまり美味しいのにあたったことがないのですが、糸満や、中北部に行くと、美味しい魚を食べることが出来ます。
沖縄に何度も通っていると、ベタな沖縄料理にも飽きるときが必ず来ます。
その時はぜひ、おいしい魚を食べさせるお店を探してみてください。
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