とうふようの作り方
この『知足安分』のブログでは、私のスローライフというか、拙い趣味などの話を主にしているんですが、仕事の関係上、沖縄との関わりも深くて、ちょっとした沖縄好きや沖縄フリークには負けないくらいの情報量と知識を持っているつもりです。
お茶、謡曲、コーラス、釣り・・と並んで最近こりだしたのが、お料理。
自分も好きなものが食べられて、他の人も喜んでくれるのでとても楽しいんですわ。
なので、お料理とか食材とか、珍味とか、大阪や沖縄などの、そんな話もここでしていきたいと想ってます。
最近というか9月25日、いまからひと月前にとうふようを仕込んだんです。
とうふようというのは沖縄のお豆腐をつかった珍味というか泡盛のアテです。
こないだ沖縄の『はなずみ』で食べたののはこんなかんじ。
普通は紅麹をつかうのですが、ここのは白麹をつかっていて、とても美味しかったです。
うちの近くの道の駅に『鬼豆腐』というか『岩豆腐』というか、そういう硬いお豆腐が売ってたので、思いつきました。
豆腐ちゃんぷるーもそうなんですが、沖縄の豆腐料理を作ろうとすると、まず、あの硬い豆腐がないことがハードルになるんです。
普通の木綿豆腐では全然だめで、片手でひょいと持ち上げることが出来るくらい硬いお豆腐が良いんですね。
大阪だと大正区に行けば売ってるみたいなんですが、そうそうは買いにも行けず。
最近は道の駅とかスーパーでもたまに売ってるみたいなので、作ってみられたら良いと想います。
そんなんでも、沖縄のに比べたら水分が多いので、電子レンジでチンして水分を抜きます。
そして一日くらいおいて、更に水分を抜く。
表面がちょっと硬くなったくらいが良いです。
それを2cm四方くらいに切って、タッパーか何かに入れる。
麹(白でも紅でも可)を入れ、豆腐が出ないように泡盛をたっぷり入れる。
泡盛からお豆腐が出るようですとそこから腐食しますので、たっぷりと入れましょう。
そしてひたすら待つ。そうですね・・数ヶ月!
気温20度くらいでないと上手く発酵しないそうなので、温かい部屋に置いておきましょう。
一ヶ月くらいでこんな感じになりました。
そこそこ、ねっとりはしてきていましたが、まだまだ泡盛のツンとしたのが残っていて、泡盛のアテとして頂くには、2回酔いそうな感じでした。
はなずみで聞いたはなしでは、半年くらいは漬け込むのだそうです。
上手に出来ると、泡盛がススムススム!
ひとかけらで、2合は飲めちゃいます。
2合ということは、水割りにして6杯くらいでしょうかね。
ご自分で造るのがめんどくさい!という方はこちらをどうぞ。
泡盛というと、脂っこいアテが良いとか想われているきらいもありますが、ほんとは、海ぶどうとか、島らっきょうとか、あっさりしたものの方が泡盛の美味しさが引き立つんです。
泡盛の話はまた別の時にしたいと想いますが、自作のとうふよう、是非トライしてみてください。
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